クラブセッティング9(クラブの進化について)

クラブセッティング9(クラブの進化について)

ゴルフクラブの性能は、私がゴルフに挫折した25年前と比べると格段に進化しています。

「飛距離性能」、「打感」、「ミスへの寛容さ」これら全てが進化していますが、進化とは別に「構えやすさ」や「クラブの重さ」、「シャフトの調子」はその人に合っているかどうかが大事です。

ちなみに「飛距離性能」は、メーカーの広告では「前作よりプラス10ヤード」と謳うモデルが多く、10年で100ヤード飛距離が伸びる計算ですが、実際は10年くらいではほとんど変わりません。

私の勝手な感覚ですが、今のクラブの性能を100として、10年前、20年前、30年前のクラブの性能をグラフにしてみました。

ドライバーはパーシモンからメタルへ、250ccから460ccへと劇的に変わりましたが、最近の低スピン化の流れは初心者にとって良いことばかりではありません。

アイアンに関しては、ストロングロフト化が進んでいますが、逆に距離を打ち分けにくくなっています。

また、30年前と現在のアマチュアゴルファーの平均スコアを比べてもあまり変わらないと言われていますので、もっと性能はあがっていないのかも知れません。

「クラブ性能」が10年前からそんなに上がっていなくて、「自分に合っているクラブか」が同じくらい大事だと考えると、10年前の安くなったクラブをチューニングして自分に合ったクラブにするのが最も理にかなっています。

ダンロップ スリクソンWR(2007年)です。

ゼクシオよりもアスリート向けのスリクソンですが、このモデルはやさしくて掴まるモデルでした。

打球音が高いのと、ヘッド形状が構えにくかったので手離しました。

PING G20(2011年)です。

200gを超える重ヘッドで直進性が非常に高いのですが、安定してナイスショットが打てません。

いつかこのクラブを使いこなせるようになろうと思っています。

マルマン シャトル i4000AR 3W(2012年)です。

ドライバーと見間違えるような大型ヘッドのシャローヘッドで、簡単で球がよく上がると事でしたが、ティーアップしないで打つには技術が足りず手放しました。

レガシー初代(2008年)は、遠藤製作所製で打感が非常に良く、癖のないモデルです。

こちらは「中古ゴルフクラブナンバーワンランキング2017」で、13位のモデルですが、ヘッドのみなら1000円くらいで入手でき、シャフトと合わせても3000円くらいで組むことができました。

この他に、インプレスX4.6DタイプS r.p.m(2008年)は、もう少しアスリート向けですがストレートフェースで非常に構えやすいクラブです。

「中古ゴルフクラブナンバーワンランキング2017」で、7位のモデルですが、ヘッドのみなら1000円くらいで入手でき、シャフトと合わせても3000円くらいで組むことができました。

どちらも初心者向けには財布にやさしいモデルですが、純正シャフトが45~46インチなので初心者には難しく、少し短めで少し重めのシャフトを使って組んでプレゼントして、とても喜ばれています。

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