家庭のDIY(太陽熱温水器:長府製作所サンワイターの故障と水漏れ修理)
今日は実家の太陽熱温水器の故障と水漏れ修理について書きます。
最近、SDGSやカーボンニュートラルの話題が多いですが、太陽光発電のパネルが普及する前は、太陽熱温水器を付けている家が多くありました。
太陽光発電パネルのエネルギー交換効率は15%前後なのに対し、太陽熱温水器は40%~60%のエネルギーを取り出すという優れものです。
私の実家にも太陽熱温水器、長府製作所(CHOFU)の「サンワイター(Sun Waiter)」が付いています。
最近、水漏れするというので、調べてみました。
まずは2階の窓から屋根に出てサンワイターの水道ホースが付いている部分をドライバーで開けてみます。
四隅のネジをとったら蓋が開きます。
プラスチックの内蓋も2カ所のネジをとって開きます。
この中には、ボールタップという部品があり、給水して水位が上がると自動的に給水がストップする仕組みなのですが、これが故障して、給水がストップしなくなっていました。
実際に動きが見たい場合は、家のトイレタンクの蓋を開くと、同じ仕組みになっています。
(違う仕組みのトイレタンクもあるようですが。。。)
交換部品についてインターネットで調べると、長府製作所のボールタップが見つかりましたが、同等品の「兼工業 SH13ボールタップ」が安く販売されていたので、こちらを購入しました。
ボールタップ部分を回して外し、弁の部分を取り外そうとしましたが、中型(250mm)と大型(300mm)のモンキーレンチの2つが必要な事がわかりました。
あとは、30年も経ったネジを回すのに、CRC-556も用意しました。
また、弁の部分を外すためには、水道ホースを外す必要があります。
水道ホースを取り外そうとしましたが、30年も経っていると、硬化して外れません。
結局、糸ノコで水道ホースを切って、取り外しました。
硬化しているホースは、屋根から降りてから取り外しましたが、ヒートガンで温めてやらないと取れませんでした。
ようやく新しい部品に交換できます。
まずは弁の部分を取り付けて、次に水道ホースを取り付けます。ねじ込む部分には、水漏れ防止のために水道用の「シールテープ」を巻いておいてください。
最後にボールタップの部分を接続して、動作確認をしたら、カバーを元通りに取り付けます。
お疲れさまでした。
業者に頼むと、結構な工賃になっていたと思いますが、3000円以内で修理ができました。
これで春以降は、雨の日を除いてガス代0円で風呂に入れます。
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