家庭のDIY(IHクッキングヒーターの故障と交換:パナソニック KZ-R763S)※品番 KZ-R563S, KZ-R363Sも同様

家庭のDIY(IHクッキングヒーターの故障と交換:パナソニック KZ-R763S)※品番 KZ-R563S, KZ-R363Sも同様

休みの日はゴルフに出かけて、家ではゴルフのDIYばかりやっている訳にはいかないので、家庭のDIYもやります。

先日は、IHクッキングヒーターが故障したので交換しました。 今まで使っていた機種は、2000年製の「パナソニックのKZ-321GE」です。

※品番 KZ-R763S, KZ-R563S, KZ-R363Sもコンセント形状や取り外し方法は同じです。

鍋でお湯が沸騰し吹きこぼれをして、電源スイッチが入らなくなりました。
それまでは吹きこぼれがあっても本体に水がまわることは無かったのですが、経年劣化で防水処理が劣化していたのだと思います。

19年も使っていて修理をするにも部品が無くなっていそうなので、交換をしようと思いました。

選択肢は、以下の2つです。

方法費用電気工事
近くの家電量販店で取り付けを含めてやってもらう93000円不要
通販でIHクッキングヒーターを買って、DIYで取り付ける45000円不要

調べるとIHクッキングヒーターは、電気工事が不要で、自分で取り付ける事ができることが分かりました。

また、IHクッキングヒーターには規格があり、一般的な家庭用は60cm幅で200Vのコンセントなので、そのまま新しい機種に交換ができます。 75cm幅の機種もありますが、天板のサイズが幅広になっているだけで天板の横にスペースがあれば交換できます。

 

IHクッキングヒーターの交換の流れは以下の通りです。

1)現行のコンセント形状と天板の幅を調べる

2)IHクッキングヒーター(新)を購入する

3)IHクッキングヒーター(旧)を取り外す

4)IHクッキングヒーター(新)を取り付ける

5)IHクッキングヒーター(旧)を廃棄する

 

機種を選定する前に、コンセント形状と天板の幅を調べておきましょう。 わが家のIHクッキングヒーターは60cm幅で、コンセント形状は新旧ともに同じでした。(品番KZ-R763S, KZ-R563S, KZ-R363Sも同じです)

次に、パナソニックのHPで各グレードの商品を見ましたが、ハイグレードについている音声ガイドや自動火力調節などは必要ないので、ベーシックグレードのパナソニックのG32シリーズで前面がブラックのKZ-G32AKに決めました。

色違いで、KZ-G32AS(ブラック/グレイッシュシルバー)とKZ-G32AST(シルバー/グレイッシュシルバー)があるので、キッチンの色合いによって決めると良いと思います。

※2023/10追記

 KZ-G32xxの後継機種がKZ-L32xxという名前で出ています。魚焼き網がグリルトレイに変わっていますが仕様は、ほぼ同じなので価格とお好みで選ぶと良いと思います。

定価は89800円になっていますが、通販だと45000円程度でした。

メーカー機種ヒーターの種類天板の幅備考
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次に、「IHクッキングヒーター(旧)を取り外す」手順について説明します。

まず、IHヒーターの下にある鍋やフライパンを置くための引き出しを取り外します。

次にコンセントを抜きます。IHヒーターの真裏にコンセントがある場合は、IHヒーターを取り外してからコンセントを抜きます。

魚焼きグリルを取り外します。

背面の換気口カバーを外します。

パナソニックのIHヒーターの場合、天板に固定するためのネジが背面中央にあるので、ドライバーでネジをゆるめます。(ネジを取り外す必要はありません)

パナソニックのIHヒーターの場合、天板との隙間を埋めてがたつきが無いようにするためのネジが前面に2個所あるため、ドライバーでネジをゆるめて取り外します。

これでIHヒーターが取り外せるようになりました。

写真の矢印の部分を両手で持って、手前に向けて引き上げてください。

約20kgくらいの重さなので、成人男子なら問題なく持ち上げられると思います。

 

IHクッキングヒーター(KZ-R763S, KZ-R563S, KZ-R363S)の取り外しで困ったら以下の説明書を読んでください。

https://diy-golfer.com/wp-content/uploads/2020/05/2012102000040082.pdf

 

長年の油がこびりついているので、私は引き上げたまま庭まで持っていきました。

天板に油汚れが残っているので、この機会に綺麗にしておきます。

次に、「IHクッキングヒーター(新)を取り付ける」手順について説明します。

通販で買ったIHヒーターを箱から取り出します。

取り付け場所の横に持ってきて、魚焼きグリルを外します。

コンセントを挿します。(コンセントが下の方にある場合は設置後に挿します。)

IHヒーターを取り付けます。規格品なのでサイズはぴったりでしたが、この時点では前後に動かす事ができるのでネジで固定する必要があります。

前面のパネル(左側)を取り付けて、ネジで止めます。(設置マニュアルが同梱されているのそれに従います)

前面のパネル(右側)を取り付けて、ネジで止めます。

この後で、ネジ隠しのパネルを取り付けるのですが、写真では省略します。(全て、設置マニュアルに書いてあります)

背面の換気口カバーを外し、天板固定用のネジを締めます。

前面にあるIHヒーターの前後のぐらつきを無くすためのネジを締めます。

このネジは、いったん緩めてから締めるようになっています。

設置ができたらIHヒーターの下の引き出しをはめて、設置完了です。

お疲れさまでした。

作業時間は約1時間で、道具はプラスドライバーのみでした。この作業で数万円も節約出来るので、ぜひチャレンジして欲しいと思います。

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IHヒーターを交換した後の古い機器は、自治体の環境センターに粗大ゴミとして持ち込みました。

処分費用¥500を受け付けで支払い、IHヒーターを車から降ろして完了です。

 

他のメーカーのIHヒーターと交換する場合は、以下を参考にしてください。

※私の場合、IHクッキングヒーターのみだったので、そのまま交換できましたが「赤外線式換気連動」や「電気オーブンレンジ」を一緒に使っている場合はメーカーのホームページを参照してください。

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