クラブセッティング23(2020年3月、2本目のUT)

クラブセッティング23(2020年3月、2本目のUT)

セッティングに加えたPING G25の4番アイアンですが、しっかりと芯に当たれば良いのですが、実際のラウンドで使うには精度が良くありません。

ゴルフは確率のゲームと呼ばれていますが、成功率が8割くらい無いと実際のラウンドでは使えません。

そこで、4番アイアンに代わるユーティリティを探す事にしました。

今、使っているのがスリクソンZユーティリティの3番ですが、4番と5番、おまけに2番を買って、バランスを整えることにしました。

スリクソンZユーティリティの3番のシャフトはNS950 UTILITYで少し短尺にしています(写真の左から2本目)が、4番がカーボンシャフトだったり2番が長すぎたりとばらばらです。

今回、シャフト採り用にNS950GHのシャフトを使っている3番、4番アイアンをヤフオクで落札しました。今どきのゴルファーは3番、4番アイアンは使わないので格安で手に入ります。

早速、シャフトを採るために、いつものようにソケットをヒートガンで温めます。

そして温まったところで、カッターナイフでソケットを外します。

次にアイアンのホーゼルを温めてシャフトからヘッドを外します。

シャフトに残った接着剤をヤスリで取り除きます。

シャフトが採れたので次にユーティリティのヘッドを装着します。

ソケットをシャフトの先端から挿入し、事前に用意した「ソケット挿入用カーボンシャフト」とゴムハンマーを使って打ち込みます。この時、打ち込み過ぎないようシャフトに油性マジックで印をつけておきます。

私は0.25インチピッチでシャフトの長さの階段を作りますが、2番ユーティリティが長すぎたのでシャフトを短くしました。(シャフトの調子が変わらないようにシャフトカットは最低限にしたいと思っていますが、最後の調整ではシャフトカットをします)

次にグリップをはめると完成です。実際のラウンドでクラブを短く握っても違和感が無いように、右手側のグリップは2重巻にするのが私のこだわりです。

グリップ交換の詳細は、以下の記事を参考にしてください。

こうやってリシャフトすることで、長さと重さと振り心地のバランスが取れたクラブとなりました。

左側に写っているのが一緒にリシャフトしたG20ハイブリッドの20度と23度です。

接着剤が固まるのを待って、翌日、練習場で試打をしました。新しいクラブを試打するときはどんな弾道になるか楽しみですが、リシャフトをすることで何度も味わえるのがDIYの良いところです。

試打した結果、スリクソンZハイブリッドがちゃんと打てたのは3番と4番だけでした。2番はロフトが立ちすぎで球があがりにくく、5番はロフトが寝すぎていて方向性に難がありました。番手の大きいユーティリティはアイアン代わりになりますが違和感なく構えられるかどうかが大事だと思います。

結局、PING G25 4Iの代わりは、G20ハイブリッドの23度という事になりました。G20ハイブリッドはフェースの部分がアイアンと同じような形状なので構えやすかったのと飛距離の階段が作れたことが採用のポイントです。

リシャフトの詳しい手順は、以下の記事を参考にしてください。

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