ウクライナ戦争と穀物への投資(2022/6/4)
- 2022.06.04
- 経済のこと

最近、食品がどんどん値上げされていて、このまま上がり続けたらどうしようと不安になりますね。
原因は2つあり、今年になって113円から130円へ15%くらい円安が進んだのと、ロシアとウクライナ戦争です。

世界の小麦輸出国の1位と5位が戦争していて、ロシアは日本と経済取引ができない状態になっていますし、ウクライナは収穫した小麦を輸出しようにも、南側の黒海を使った海上輸送ルートが使えません。

港町であるマリウポリはロシアに占領されていますし、オデッサもロシアに黒海の制海権を握られているので2000万トンを倉庫に保管したまま輸出できない状態になっています。
陸路でブルガリアまで輸送するという話も出ていますが、もう少し先の話になると思います。
では、他の国から輸入するのなら問題ないかと言うと、戦時下なので自国の安全保障が必要という事で、各国の食料品の輸出規制が進むと見られています。
我々は、穀物の価格が上がるのを見守るしか無いんでしょうか?
「これ以上、食料が高くなったらどうしよう」と不安でたまらないのでしたら、アメリカの小麦、大豆、トウモロコシなどに分散投資ができる「米国農産物ETF DBA インベスコDBアグリカルチャー・ファンド」を買っておくのも良いと思います。

穀物価格に連動して資産が増えていきますし、ETFなので「先物取引のように売れなかったら農産物が自宅に大量に届く」ような事はありません。
逆に「食料が安くなったらどうしよう」という気持ちになっても責任は持てませんが。。。
「米国農産物ETF DBA インベスコDBアグリカルチャー・ファンド」を買うのなら、楽天証券がお勧めです。
-
前の記事
家庭のDIY(太陽熱温水器:長府製作所サンワイターの故障と水漏れ修理) 2022.04.03
-
次の記事
円安局面では海外に資産を(2022/6/4) 2022.06.04